転職活動において、提出書類の重要性を考えたことがありますか?
希望する企業への最初のセルフプレゼンテーション。自分という人材を何人もいるライバル候補者の中から選んでもらうには、企業からこの人材に会ってみたいとまずは思ってもらうことが大事です。
●誤字・脱字は要注意
当たり前ですが、記入した後、必ずチェックを。
また、株式会社と(株)を混合していないか、西暦と元号を混合していないかなど、確認しましょう。英語のスペルミスも必ずチェックしてください。
誤字・脱字があると、それだけでだらしなく、教養のない人という印象を与え、書類選考に通らない可能性もあります。
また、同時に提出する職務経歴書と年月が違う場合も、信頼できるのか不安になります。
●履歴書の分量
見開き2ページに収めましょう。転職回数の多い方も2ページで。職歴は基本的に入社と退社のみにとどめ、詳細の職歴、異動などは職務経歴書で記入します。
退社の理由は○○のため、と記入する必要はありません。この書類は行数が少ない方がよい印象を与えます。
●趣味、得意分野などの項目
ここを記入していないケースをよく見ますが、スポーツ、趣味、社会貢献活動など、仕事以外の自分をお伝えする唯一の場です。学生時代の全日本チームに選ばれた、被災地でのボランティア活動、近所のお寺巡り、など何でもよいのです。そこから話の輪が広がったり、共通の知人につながったりする場合もあります。仕事だけでなく、一緒に働くことになる仲間の人間性を見たいのです。
●自己PR
「なぜこの会社に応募したいか。」「自分のこのスキルや、経験がこの会社のこの部分で貢献できる」など、応募する会社ごとに必要に応じてカスタイマイズします。自分の強みと熱意を伝え、他の候補者との差別化をするためにも丁寧に記入しましょう。応募している会社が違えば、当然どこにプライオリティを置くか、変わってきます。