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コラム

2019/06/13

面接でやってはいけないこと その一

第一関門である書類選考を突破したら、採用される可能性が高いと考えて面接に臨みましょう。気を付けるべきポイントをあげてみます。相手の立場に立って、どういう印象で見られたいかを意識しましょう。

●キャンセルの時の対応は?
急なお客様のクレーム対応など仕事のトラブルや、体調不良、家族の入院など、どうしても面接日に行けなくなりそうなときの対応は早めに、が基本です。わかった時点で、まずお詫びとリスケのお願いをします。当日になってのキャンセルはもちろん、連絡もなく来なかったなどはもってのほかです。
当日キャンセルの連絡があり、理由が「家族が転職に反対している」「他社内定しました」などは不誠実と見做されます。候補者の方と企業の間に入っているエージェントの伝え方にもよりますが、将来どこかでつながるご縁かもしれないと心して、誠意を示しましょう。

●遅刻は厳禁
面接時間より5-10分前には到着するようにしましょう。
1分でも面接時間に遅れたら、その時点でかなりハードルがあがります。採用しても、だらしない人と思われる可能性があります。突発的な仕事のトラブルなどが発生し、遅刻するかどうかわからなくても、しそうな段階で連絡をしましょう。到着したら、まずは真摯に謝罪して、落ち着いて挽回しましょう。

●スマホ・携帯電話をいじる・見る
面接中にスマホや携帯電話を操作する人はさすがにいないと思いますが、カバンの中やジャケットの内側に入れていた携帯が鳴動し、それに対応するといい印象を与えません。面接前に電源を切る、少なくともマナーモードにするのは常識です。

●だらしない服装
ビジネスシーンでのカジュアルな服装が増えているとはいえ、だらしない、清潔感のない印象を与えてはいけません。どうしても、その日の都合でジャケット着用できない場合は、事前にその旨を伝えましょう。
スーツ着用だからといって、シワだらけ、シャツがだらしない印象に見えないよう、気を抜いてはいけません。

●ファッションセンスを問われる業界・企業
かと言って、判で押したようなリクルートスーツのようなスタイルは、キャリアを積んできた転職組としたら、ひとひねり欲しいところです。きちんとした印象を与えることができる一方、ファッションセンスを問われる業界や企業では、逆効果となります。ダークスーツx白いシャツx地味なネクタイは、その人らしさを消してしまいます。

●手と爪、見られています。
面談中、テーブルの上に手を置いたり、書類を出したりする際、どうしても目が行くのが手と爪です。カサカサの手や、黒ずんだ爪が見えたら、生活に構わないルーズな人という印象を与えます。爪は清潔に整え、ハンドクリームを塗りましょう。年齢は手のひらに出てしまいます。若々しく見せたい人は特にケアしましょう。
女性の場合は、ネイルのデザインや色にも気を使いましょう。応募しているそのポジションに相応しいデザイン、色でしょうか? 派手すぎるデザインの指輪をしていないでしょうか?全体のバランスが大事なのです。