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コラム

2020/07/05

印象深い職務経歴書とは

転職活動において、書類の重要性を考えたことがありますか?企業からこの人材に会ってみたいとまずは思ってもらうことが大事です。転職活動において、職務経歴書は最も重要な書類だと思います。自分が何者であるか、どんなことに貢献できそうかのアピールをする自己プレゼンテーションの資料だからです。
ネットで検索すると、エージェントごとに様々なフォーマットがあふれています。どれがベストなのか、迷いますよね。まずは書類選考を通過しないことには面接にまでたどり着けません。ぜひ通る書類を作成しましょう。

構成はどうするか
まずは冒頭に職務概要、またはキャリアサマリーを簡潔に記入。その後、会社別の職務経歴と続きますが、直近の会社をトップに持ってきます。直近の業務は何をしたかを一番知ってもらい、印象を強めるためです。実際に面接で説明するときは、時系列に古い順に説明しますが、パッと見の第一印象が大事なのです。最後にスキルや資格を入れます。

職務概要は第一印象が大事
まずは冒頭に職務概要、またはキャリアサマリーを簡潔に記入します。ここに大学を出てから、就職した会社を順番に挙げて、延々と説明をしている方をよく見かけます。あとの会社別に記入してあるところで詳細は説明しているので、冒頭では本当に「サマリー」だけでよいのです。私のおすすめは箇条書きです。
「・○○業界でリテールセールスを〇年経験し、マネージャーとして〇名の部下をマネジメント」
「・〇年の在籍中にメディア露出を〇%増加、ブランド認知度向上に貢献した」
「・外資系〇社に在籍し、英語はメールでのコミュニケーションや会議など、ビジネス上問題ありません」
など、4,5点に絞り、自分とはどういう人物で、どんな強みがあるかを簡潔に示す場所となります。これで、読む人の頭の中が整理され、次の職務詳細がすんなり入る準備の役目にもなります。

会社別職務経歴
期間(〇年〇月―〇年〇月)、会社名、配属先、肩書を記載し、何をしたかを簡潔に書いていきます。その際重要なのは、「過去形」。その会社であげた成果を説明するためには過去形での説明となります。
よくみられるのは、「・目標管理設定」「・予算策定」など、やるべきことやTo do listのような箇条書きのみとなっていて、さらに違う会社であるにもかかわらず、コピペしたかのように、同じ文言が並んでいる例です。手抜きしている印象ともなり、成果がわかりづらいので、必ず一社一社丁寧に振り返り、どんな実績をあげたか、できるだけ具体的な数字を示して書きましょう。

さらに成果をストーリーにして語る
各社の職務経歴詳細に加え、〈成果〉をさらに具体的に記載します。その会社に在籍している中でベスト1,2のアチーブメントを選び、それをできるだけ具体的に説明するのです。例えば、イベントを企画した場合、いつ頃から準備をし、当日はどんなイベントでどんな成果があり(来場者数、売上額、新規獲得数など)、それはどのように工夫したから達成できたのか、またイベント後も売上につながるなどの会社への貢献ができた、など、一連の流れをその場にいなかった人にもわかるように、書いてみましょう。
こうした成果を出すにはこんな工夫やプロセスを踏んだ、という印象深いマイストーリーになります。こんな成果を出す人をぜひ採用したいと思わせるのが目的です。

推敲する
最後に、全体を通してチェックします。履歴書と年月が合致しているか、各社別の職務経歴詳細の中から、冒頭の職務概要/キャリアサマリーに格上げしたいストーリーがあれば、そのエッセンスを冒頭に入れ込む、などより魅力的なプレゼン資料になるように推敲します。